夏
2012.07.10 Tuesday:-
このところ、海のことを調べて子どもの頃の思い出をたぐりよせたり、「記憶」についてちょっと知ったりする機会が続きました。子どもの頃の思い出は、鮮明に覚えていないからこそ幻想がかった美しい思い出となる、という話を聞きました。
目を閉じて、思い出の地に足を踏み入れると懐かしい声や匂いに、記憶を呼び起こそうとしていた脳が軽いパニックを起こします。
完全には思い出せない風景や声、その時の気持ち。戻らない時間。
楽しかった思い出は時に切なさとして脳裏をかけめぐり、目を開けてからもその余韻にぼーっとしてしまいます。
そんな思い出を共有できる人。それこそが人生において宝ではないか、と最近強く感じました。
目を閉じて感じることのできる思い出と、目を開けて感じることのできる”今”。
忙しくても少しのあいだ目を閉じて、これから来るであろう猛暑と、楽しかった思い出の夏に、少しだけひたってみましょう。
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